「ソウルガールズ」を観ました。
2014年03月31日
物語の時代

背景は1960年代のオーストラリア。アボリジニの居住区に暮らす歌の得意な三姉妹はグループを組んで歌唱コンテストに出場するが、先住民であるがゆえの差別を受け、歌唱力はあるのにコンテストで受賞できない。そんな姉妹はソウルミュージックファンのマネージャー、デイヴと出会い、ソウルを歌うガールズコーラスグループとして再出発。ヴェトナム戦争下のアメリカ軍を慰問する仕事で人気を博し、成功をおさめる。当時の白豪主義が横行するオーストラリア社会やキング牧師の暗殺事件の場面も登場するなど白豪主義が横行していた時代の実話をもとにした映画だ。困難を乗り越え、夢を実現していく姿に元気をもらえる。京都シネマで4日(金)まで上映している。(H・Y)