琵琶湖疏水通船復活事業

2015年04月07日

150407_tansin.jpg最近の色んなニュースの中で興味を持ったのが、琵琶湖疏水通船復活事業のニュースです。
そもそも琵琶湖疏水は
「京都市は禁門の変で市中の大半が焼け、明治維新と東京奠都に伴い人口が減少し産業も衰退したため、第3代京都府知事の北垣国道灌漑、上水道、水運、水車の動力を目的とした琵琶湖疏水を計画した。そして主任技術者として、工部大学校を卒業したばかりの田邉朔郎を任じ設計監督にあたらせた。」<ウィキペディアから抜粋>

そこで今回、京都市が下記の事業を実施。
「明治期の先人たちが築き上げた貴重な産業遺産『琵琶湖疏水』は,市民生活や産業・文化を支え発展させてまいりました。開通から数十年は,舟運も旅客・貨物ともに大いに利用されていましたが,昭和26年(64年前)その姿を消しました。
 琵琶湖疏水竣工125周年にあたる本年,京都市と大津市を結ぶ通船を試行事業として実施します。」<京都市上下水道局ホームページより抜粋>
 
先人たちの視点でトンネル内部や風景などが観られる、貴重な体験ができると思うとわくわくします。
今回はまだ試行段階だそうですが、うまく観光と結びついて本格的にこの事業が始動したら、一度乗船してみたいです。<2015年4月7日 H・K>