お花見の季節 桜餅

2015年04月17日

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今年は不安定なお天気と気温の低い日が多く、お花見をのがした方もおられるのでは?!
でも日本人は本当に桜が好きな民族らしく、町のそこここに桜があるので、わざわざお花見に出向かなくても通勤の合間などに桜を堪能できるのがいいところです。

 そしてこの時期に恋しくなるのが桜餅。関西と関東では由来も形も異なることをご存じですか?
 関西で主流の桜餅は「道明寺」とも呼ばれ、もち米を一度蒸して乾燥させ、粗めに砕いた道明寺粉の餅で餡を包みます。対して「長命寺」とも呼ばれる関東の桜餅は、小麦粉を焼いた皮で餡を包んでいます。江戸時代に長命寺というお寺の山本新六という人が隅田川の桜並木の葉が落ちるのをみて考えついたそうです。

関東風は食べたことがないのですが、味や食感はどんなふうなのでしょうか。
 包む葉はどちらも桜の葉の塩漬け。主に静岡県西伊豆産のオオシマザクラを使用。やわらかくて毛が少ないそうです。

ところで葉を食べる派VS食べない派がいつも話題になり、意見は分かれるのですが、特にルールや決まりはなくお好みしだい、それぞれの好みで食べればいいとのこと。
ちなみに関東の長命寺桜餅は、大きめの葉っぱ2~3枚で包んであり、香りが餅にうつっているのではずして食べるのがおすすめだそうです。私は葉っぱごと、食べます。(T.O)