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第10回KSK-地域社会づくりと生協をテーマに開催しました

 s-131015_suzuki.jpg.jpg10s-131015_hiroike.jpgs-131015_sato.jpg.jpg15日(火)、第10回「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」を開催しました。
今回は「地域社会づくりと生協」をテーマに医療、地域購買、大学で取り組まれている3つの活動事例を報告いただきました。乙訓医療生協は向日市、長岡京市など中心に、「健康づくり講座」や「脳いきいき体験会」、多様で活発なサークル活動、配食サービス等に取り組み、心身の健康と病気予防、地域コミュニティーの拠点として役割を発揮している姿が報告されました。京都生協からは「見守り活動について」報告がありました。商品の配達担当者が発信する「日報」から、一人暮らしの高齢者の困りごとが部内のプロジェクトで取り上げられ、自治体と連携した地域見守り活動のネットワークの構想が起案されました。異変発見時の通報等のしくみやルールを協定書として京都府北部、南部の各市・町・地域振興局のほか京都市や久御山町の社協とも締結が進んでいます。 立命館生協ではびわこ草津キャンパスで、地元JAと連携し、地域の食材を活用した食育実践活動が始まっています。生協食堂で地元産野菜を使ったメニュー提供や、農業体験、シンポジウム、生産者との交流ワークショップ等の企画を行います。こうした取り組みを通して学生の意識がどのように変化したのかも調査することになっています。
 今回のKSKでは、各分野の生協それぞれが持っている「インフラ」を活用し、地域社会の一員として、安心してくらしやすい地域づくりのために、地域の期待を担って活躍している事例が紹介されました。参加者は30名でした。