2023年3月24日(金)、会場とオンラインで開催し、会員生協役職員など、24人が参加しました。
家族や身近な人の介護や看病、日常生活の世話をするケアラーには、身体的、精神的、経済的に大きな負担がかかっており、ヤングケアラー(18歳未満)の場合には、学校生活や将来の生活にも影響を及ぼすともいわれています。ケアラーの実態は、多くが家庭内でおこっていることから表面化しにくく、支援が届きにくいという状況があります。
今回の学習会では、ケアラーの実態や課題、求められる支援を理解し、考えることを目的に開催しました。
講演では、立命館大学・津止正敏教授(日本ケアラー連盟代表者会議理事・男性介護者研究会代表)から「『ケアラー』の実態と支援について」をテーマにお話をいただきました。
ヤングケアラーを支援する活動の紹介として、2022年4月に設立された、京都府ヤングケアラー総合支援センターの、相談員・前田昌恵氏にヤングケアラーの実態と活動のご紹介をいただきました。