UP 2025-05-30
第56回京都消費者大会 開催

第56回京都消費者大会 開催

開催日 2025/05/24
開催地・会場京都経済センターとオンライン

2025年5月24日(土)、「買い物で社会をかえられる?~商品の選び方について考えてみよう~」をテーマに、京都経済センターとオンラインで開催しました。主催はNPO法人コンシューマーズ京都、京都府、京都市。京都府生協連が後援しました。

岐阜大学・大藪千穂副学長(教育学部教授、日本消費者教育学会会長)から「グリーン意識を行動につなげる消費者教育とは」をテーマに講演がありました。グリーン志向の消費行動に関するワーキングチームでの議論の要点や、若者の環境意識と行動に関する研究、学校給食の残菜調査などについて報告があり、持続可能な生産と消費に大事なことは、問題を自分ごととして捉えられるか、他者に伝え、広げていけるか、切り身になった情報をネットワーク化できるかなどだと、強調されました。次に大藪教授と京都生協、認定NPO法人環境市民とのトークセッションがありました。参加者は約70人でした。

トークセッション
第56回京都消費者大会
岐阜大学・大藪千穂副学長
UP 2025-05-26
学習会「永遠の化学物質PFASについて」開催報告

学習会「永遠の化学物質PFASについて」開催報告

開催日 2025/05/22
開催地・会場コープ御所南ビル4階会議室とオンライン

2025年5月22日(木)、コープ御所南ビル4階会議室とオンラインで開催しました。会場10人、オンライン39人の会員生協役職員が参加しました。化学物質、有機フッ素化合物PFASによる、水道水の汚染が問題になっており、PFASの中には、2000年頃から有害性を指摘されるようになり、製造・輸入が禁止になっているもの(PFOS・PFOA)があります。そもそもPFASとは何なのか?私たちの健康に被害を及ぼすのか?など、講師に京都大学・小泉昭夫名誉教授([公社]京都保健会社会健康医学福祉研究所 所長)をお招きし、PFASについて学ぶ機会として開催しました。

小泉教授からは、PFASとは何か、吉備中央町での検査結果の評価、懸念される健康影響、日本の基準と食品安全委員会の見解の問題点、環境修復の必要性等についてお話がありました。

参加者からは「難しい内容でしたが、環境汚染物質である有機フッ素化合物が化学的に安定していることで色んな用途に使われていたこと、身近に京都府の綾部の産廃処理の中で、高い数値があることを、知ることができました。健康影響のあるものについてはしっかりと情報を公開していくことが大切な部分と思いました。しかし危険だからとかこれはダメだとかではなく、何が私たち組合員にできるのか、生協としてのPFASに対しての考え方や今後の伝え方などを、それぞれの生協で共有できればと思います」「難しいところもありましたが、とても勉強になりました。水だけでなく、農作物の汚染に気をつけなければならないのですが、検査ができる体制が整っていくことを願っています。下水汚泥肥料使用の拡がりも心配しています」などの感想がありました。

京都大学・小泉昭夫名誉教授
熱心に聞く会場参加者
UP 2025-04-01
第24回烏丸二条連続講座「こどもたちの未来のためにいまやることは?」後援

第24回烏丸二条連続講座「こどもたちの未来のためにいまやることは?」後援

開催日 2025/03/19
開催地・会場コープ御所南ビル会議室

2025年3月19日(水)、コープ御所南ビル4階会議室とオンラインで、「第24回烏丸二条連続講座 シリーズ若者の未来と大人の責任を考える~より良い社会を次の世代にバトンタッチしたい思いを込めて~『こどもたちの未来のためにいまやることは?』が開催されました。主催はNPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連が後援しました。

講師は木原 浩貴さん(NPO法人京都地球温暖化防止府民会議専務理事、京都府地球温暖化防止活動推進センター副センター長、たんたんエナジー株式会社代表取締役)。

地球温暖化による気候変動の実情と、今私たちがするべきこと、対策について再生エネルギー推進に携わっておられる経験から詳しく報告。環境に徹底して配慮したご自身の住居を紹介しながら、世界が脱炭素に舵をきっている今、日本が取り残されてしまっている実状、なぜ日本では運動や対策が盛り上がらないのか、心理学的観点から説明されました。

わたしたちはまずメッセージを発信することが重要と話されました。学生の参加者などから質問が出され一緒に考え、交流しました。

木原浩貴さん