UP 2024-03-11
親子オンライン食育企画「節分のイワシはこれで決まりだね!」開催

親子オンライン食育企画「節分のイワシはこれで決まりだね!」開催

開催日 2024/03/02
開催地・会場オンライン

2024年3月2日(土)、オンラインで「京都府の舞鶴で水揚げされた新鮮なイワシを使い、親子クッキングを通じて、食に対する関心を深める機会とする」ことを目的に開催されました。主催は京都生協・京都府生協連、共催は京都府協同組合連絡協議会。親子25組、57人が参加しました。

京都府漁業協同組合の山本真理子主事の紹介の後、お魚クイズをおこない、イワシやセリ場の紹介動画を視聴。同・山本主事の指導のもと、事前に自宅までお届けしたイワシを包丁使わずに手でさばき、フライパンを使って「イワシのマヨネーズパン粉焼き」を調理しました。

出来上がった料理を食べながら交流しました。

参加者から「息子は不登校です。約1年ぶりに授業形式の学びに参加することができ、親子でとても嬉しかったです。学べることをとても楽しんでいました。魚クイズも1問以外即答で正解していました。魚が好きで、中央市場に魚のセリの見学にも複数回行ったことがあります。将来は魚に関係する仕事をしたいそうです。」等の意見がありました。

京都府生協連・姜美名理事(京都生協副理事長)が閉会のあいさつをしました。

*節分の前に企画しましたが、大雪で魚の輸送手段が確保できず、開催を順延しました。

京都府漁業協同組合 山本真理子主事(右)
実演を視聴しながら、家庭でも調理!
イワシのマヨネーズパン粉焼き、ふっくら焼き上がりました
UP 2024-03-11
農林水産省近畿農政局と近畿地区生協府県連との意見交換会

農林水産省近畿農政局と近畿地区生協府県連との意見交換会

開催日 2024/03/01
開催地・会場コープ御所南4階会議室&オンライン

この意見交換会は、1998年から開催しており、今年で25回目。近畿農政局からは、安東隆局長はじめ5人の方が、生協から近畿地区5府県の生協連などから、会場参加16人、オンライン参加52人、計、役職員68人が参加しました。

開会にあたり、近畿農政局・安東隆局長と、近畿地区生協府県連を代表して京都府生協連・西島秀向会長理事があいさつをのべました。安東隆局長からは「食料・農業・農村政策の展開方向について」の情報提供がありました。日本の食料事情や、食料・農業・農村計画、みどりの食料システム戦略について、報告があり、農村振興に向けた取組みや、近畿の農業についてもお話をいただきました。生協からは、生協コープ自然派兵庫・正橋裕美子理事長が「誰もがオーガニックを食べられる社会へ~コープ自然派のオーガニック給食の取組み」、市民生協ならコープ・宮高達也常務理事と同・杉田貴志農業事業担当から「農業からの地域づくり」、わかやま市民生協経営管理グループ・福永雅也CSRチーフより「アイガモ米作り体験」の報告があり、意見交換しました。兵庫県生協連・江見淳専務理事が閉会のあいさつをしました。

近畿農政局 安東隆局長
市民生協ならコープ 宮高達也常務理事
生協コープ自然派兵庫 正橋裕美子理事長
市民生協ならコープ 杉田貴志農業事業担当
わかやま市民生協経営管理グループ 福永雅也CSRチーフ
兵庫県生協連 江見淳専務理事
UP 2024-03-10
学習会「日本の食料安全保障と農業の持続可能性」開催

学習会「日本の食料安全保障と農業の持続可能性」開催

開催日 2024/02/27
開催地・会場コープ御所南ビル4階会議室

2024年2月27日(火)、コープ御所南ビル4階会議室で、学習会「日本の食料安全保障と農業の持続可能性―みどりの食料システム戦略で日本の食料自給率は上がるのか?―」を開催。主催は京都府生協連で、役職員22人が参加しました。

西島秀向会長理事が開会のあいさつをおこない、鯰江賢光事務局長が司会をつとめました。

ロシアのウクライナへの侵攻にともなう世界的な食料不足や、地球温暖化による異常気象がもたらす農作物への被害拡大、肥料や飼料の高騰に加えて燃料価格の高騰も続いており、日本の「食料安全保障」が脅かされる事態となっています。

今回は愛知学院大学経済学部・関根佳恵教授を講師にお招きし、国が進める「みどりの食料システム戦略」の内容や課題について学び、日本の食料自給率を引き上げていくために何が必要なのかを考える機会にすることを目的に開催しました。

関根教授からは、すでに直面している食料をめぐる多重危機や、日本と世界の食料自給率の現状、食料自給率の低下にともなう食料安全保障・食料主権・食料への権利の脆弱化・崩壊、食料安全保障の確立を図る食料・農業・農村基本法改正について、持続可能な食と農にするには国際社会の新たな潮流である、アグロエコロジーと小規模・家族農業の推進が肝要であることなどを、詳しく講演されました。

参加者からは「系統立ててお話していただきとても参考になりました。食料を権利として考えるというのは、これから積極的に取り入れたいと思います」「食料自給率38%、もうずっとほぼ変わっていない数値。変わらないままの怖さを感じます。我が家は家族で食べる分の(野菜作り)畑をしています。これも大きな1つなんだと改めて思いました。自分たちで作ることで農薬を使わない、おいしい野菜が食べられることも良い事だと思っています」「対処療法よりも全身治療をという言葉が、お話を聞いていくうちに腑に落ちた。まさしく私たちは多重危機に面しており、一つの側面への対策だけでは到底解決できる問題ではないことに気づいた」などの感想がありました。

愛知学院大学 関根佳恵教授
UP 2024-02-12
きょうと食の安心・安全フォーラムを開催

きょうと食の安心・安全フォーラムを開催

開催日 2024/02/09
開催地・会場京都府立京都学・歴彩館/オンライン

2024年2月9日(金)、京都府立京都学・歴彩館とオンラインで、「信頼で紡ぐ京の食」をテーマに開催されました。主催は、きょうと食の安心・安全フォーラム実行委員会(京都府、[一社]京都府食品産業協会、NPO法人コンシューマーズ京都、京都鶏卵・鶏肉安全推進協議会、京都府生協連)。

行政、事業者、消費者が連携して、府民の食の安心・安全の確保に向けて貢献している事を多くの府民の方に知ってもらうことを目的に開催され、今回は17回目の開催となり、府民・関係者等121人が参加しました。

NPO法人コンシューマーズ京都・溝内啓介事務局長の司会のもと、京都府中小企業団体中央会・門大輔事務局次長が開会あいさつをしました。

京都府農林水産部農政課・渡邊昌英参事と京都府文化生活部生活衛生課・平松綾香主査が「京都府における食の安心・安全に関する取組み」について報告をしました。つぎに、京都府生菓子協同組合青年部・上田孝博さんから「食の大切さ、心の安心・安全を届けたい」をテーマに報告。つづいて「鶏卵業界のことを知ってほしい」をテーマに、(有)みずほファーム・桑山直希代表取締役より報告。つぎに「お客様と地域との関係性」をテーマに清水農園・清水大介代表から報告のあと、意見交換をしました。

京都府生協連・川村幸子理事が閉会の挨拶をしました。

フォーラムの様子