UP 2025-07-30
2025年度第1回理事・監事研修会を開催

2025年度第1回理事・監事研修会を開催

開催日 2025/07/29
開催地・会場御所南ビル4階会議室/オンライン

2025年7月29日(水)、「生協における役員の職務と責任」をテーマに、会場とオンラインで開催しました。

講師は日本生協連法務部・太田史子氏。生協関連法令の構造、機関運営の仕組み、役員の職務と責任について理解することを目的に開催しました。研修会の冒頭では、京都府からの生協検査での特徴的な指摘事項について、京都府消費生活安全センター調査・指導係・西 晃平課長補佐兼係長より、報告がありました。講師含め19人の役職員が参加しました。

第2回は9月9日(火)14時から16時 テーマ「監事監査の基本と監査のポイント」、第3回は10月14日(火)14時から16時 テーマ「経営分析の基礎」を予定しています。

京都府消費生活安全センター・西晃平氏
日本生協連法務部・太田史子氏
オンライン参加者も熱心に学びました
UP 2025-07-18
第52回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第52回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2025/07/15
開催地・会場御所南ビル4階会議室/オンライン

終戦・被爆80年  平和な未来のためにつなぐ、つたえる今ここから―学生と今と未来を考える―

7月15日(火)、コープ御所南ビル会議室とオンラインで開催し32人が参加しました。京都府生協連・西島秀向会長理事が開会にあたってのあいさつをのべ、コーディネイターをつとめました。テーマは「終戦・被爆80年  平和な未来のためにつなぐ、つたえる今ここから―学生と今と未来を考える―」。

今年8月に終戦・被爆80年を迎え、被爆者の貴重な記憶と想いを次世代へ伝えていくことがとても重要な課題となっています。未来にしっかりとこの歴史を受け継ぎ、核兵器のない平和な世界にするために、「今私たち一人一人ができることは何か」「生協の役割は何か」を考え合う機会としました。
 まず初めに、基調講演では大学生で核兵器禁止条約締結を求めて活動している広島県出身、立命館大学国際関係学部4回生 倉本芽美さんから「核時代に生きる私たちにできる選択」をテーマにお話をいただきました。

 倉本さんが共同代表を務めているKNOW NUKES TOKYO(※被爆地の外で核兵器のことを考え、その思いを行動に移す若者の団体)が、今年3月にニューヨーク国連本部で開かれた「核兵器禁止条約第3回締約国会議」に参加し、日本国内では、政府がオブザーバー参加さえ見送ったことで報道が少なかった中、一つのメディアとして、現地から毎日会議の内容や被爆者との対談の様子を配信したことを報告されました。そして、この国際会議のパネルディスカッションでKNOW NUKES TOKYOのメンバーが発言をするなど被爆国の学生として、大きな役割を発揮されました。

 また、世界中で年々核兵器に費やされるお金が増えている実態に触れ、核兵器を維持することでかかる費用が医療や福祉に活用された場合、はしかなどのワクチンが世界の多くの人に提供できることなどを可視化して示しました。

 最後に、「一人の強いリーダーではなく、たくさんの人が核兵器廃絶に向けて一歩をふみ出し、あなた自身の『平和』を大切にしてほしい」とメッセージを送られました。

つぎに、京都生協北ブロック長補佐の川合陽子さんが「京都生協平和の取り組み」を報告。次世代に継承する取り組みの一つとして、昨年8月に「ピースアクションinヒロシマ」に参加した小学生のメッセージなどを紹介されました。

また、京都生協の組合員や職員が京都府生協連の呼びかけに応えて「子ども平和新聞プロジェクト」や「ピースパレード」に多数参加されたことを報告されました。

つづいて、立命館アジア太平洋大学(APU)3回生の平野昌美さんから「Peace Now APU」について報告がありました。中国に住んでいる時に反日デモを経験し、平和に興味を持った平野さん。Peace Now Nagasakiに参加して自分の大学の中でも「見て学んで考える参加型の平和企画」を「Peace Now APU」と題して実施しました。
「個人が平和について考えても意味がない」と思っていた友人を巻き込んで、創意工夫しながら、参加者が気軽に楽しめる企画を今年も長崎で開催しますと報告されました。

立命館大学4回生・倉本芽美さん
京都生協北ブロック長補佐・川合陽子さん
立命館アジア太平洋大学(APU)3回生・平野昌美さん
UP 2025-07-10
能登半島地震被災地支援ボランティア参加報告

能登半島地震被災地支援ボランティア参加報告

開催日 2025/05/03 ― 2025/05/05
開催地・会場輪島市

5月3日(土)~5日(月)、能登半島地震被災地支援ボランティアに参加しました。 訪問先は、3日午後 輪島市門前町道下第一仮設住宅集会所、4日午前 輪島市町野町 金蔵集会所、午後 輪島市町野町第一仮設住宅集会所。      

 大阪府生協連から、昨年5月に共同で実施されたサロン活動を、今年度も引き続きおこなっていくにあたり、近畿地区生協府県連および富山県生協連と連携していくために、5月3日~5日の支援活動への参加呼びかけが京都府生協連にあり、鯰江賢光専務理事が参加しました。初日午後に訪問した門前町道下の第一仮設住宅では、500食(2,500個)のたこ焼きを作り、仮設住宅にお住まいの方に食べていただきました。二日目の金蔵集会所、町野町第一仮設住宅集会所では、小学生やその親御さん、高齢の方もたこ焼きづくりに参加され、ボランティアと一緒にたこ焼きを作りながら交流することができました。今回初めて能登半島被災地支援ボランティアに参加しましたが、震災から1年半、豪雨災害から九か月経った今も輪島の朝市通りは整地されてはいますが、被災した状態のままの家屋も数多くあり、息の長い支援の必要性を感じました。

被災者と一緒にたこ焼き作り
ボランティアの皆さん
UP 2025-06-09
学習会「協同組合のアイデンティティを考える―IYC2025の機会に―」開催

学習会「協同組合のアイデンティティを考える―IYC2025の機会に―」開催

開催日 2025/06/05
開催地・会場京都経済センター

2025年6月5日(木)、京都経済センターを会場に、京都府生協連が主催しました。開会あいさつを京都府生協連・西島秀向会長理事がおこないました。

はじめに「協同組合のアイデンティティを考える―IYC2025の機会に―」をテーマに、(一社)日本協同組合連携機構(JCA)・前田健喜部長より、協同組合のどんなところを国連決議は評価しているか、IYC2025を協同組合はどう生かすか?などの課題について講演がありました。つぎに、自分が思う「協同組合のこういうところがいいな、私が思うところ」「協同組合の何が(特に)よりよい世界を創るのか?」を考える機会として、グループワークをしました。グループワークでは、「2025国際協同組合年って何?」「協同組合とは?」を説明するためのセンテンスを導き出すことを主目的に、「協同組合とは・・・・という組織です」「なので、組合員の皆さんにはぜひ、・・・・していただきたいです」に入る言葉を出し合い、グループで発表し合いました。

グループワーク参加者は会員生協役職員36人、オブザーバーや事務局を含め、全体で46人が参加しました。

開会あいさつをする京都府生協連・西島秀向会長理事
JCA・前田健喜部長
グループワークの様子
グループごとに発表しました
協同組合とは・・・
UP 2025-04-09
第51回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第51回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2025/04/08
開催地・会場御所南ビル4階会議室/オンライン

「2025年度 会員生協の活動方針の交流」をテーマに開催

2025年4月8日(火)、コープ御所南会議室とオンラインにて開催。役職員20人が参加しました。西島秀向会長理事が開会のあいさつをおこない、風折昌樹常任理事がコーディネーターをつとめました。

各分野の会員生協から、次年度方針の重点課題や新たな取り組み等の報告を受け、全体交流しながら、内容を共有しました。

同志社大学生協・後藤高宏専務理事、京都生協機関組織運営系統・富田晋悟統括マネジャー、生協生活クラブ京都エル・コープ・山路容子理事長、乙訓医療生協・上西良太専務理事、京都高齢者生協くらしコープ・奥谷和隆専務理事からそれぞれ報告がありました。

参加者からは「学生数の減少と生協経営の厳しさが増していることについて、少子化・人口減少の中でいずれの生協にも関わる課題だと思いました」「新しい施設が組合員の願いとともに今の社会課題ともマッチしているようで、素晴らしい取り組みだと思います。1年後また状況を聞かせて欲しいです」「国際協同組合年として、協同組合間協同の事例が一つでも二つでも動き出せるとよいなと思いました」などの意見がありました。

京都府生協連・風折昌樹常任理事
同志社生協・後藤高宏専務理事
京都生協機関組織運営系統・富田晋悟統括マネジャー
生協生活クラブ京都エル・コープ・山路容子理事長
乙訓医療生協・上西良太専務理事
京都高齢者生協くらしコープ・奥谷和隆専務理事
UP 2025-03-18
食の学習会「健康食品・機能性表示食品をめぐる現状と課題を知ろう」開催報告

食の学習会「健康食品・機能性表示食品をめぐる現状と課題を知ろう」開催報告

開催日 2025/03/11
開催地・会場コープ御所南ビル4階会議室とオンライン

2025年3月11日(火)、講師に(一社)Food Communication Compass(略称:フーコム)の森田満樹代表を招き、コープ御所南会議室とオンラインで開催しました。23人の会員生協役職員が参加しました。

2024年3月、小林製薬の紅麹サプリメントで健康被害が多数報告され、消費者に不安が広がり、その後、この製品が機能性表示食品であったことから、制度が大きく見直されました。機能性表示食品をめぐる検討会をはじめ、制度の見直しに関する数多くの会合に参加されているご経験をふまえ、現状の問題点や改善策、今後に向けた課題について、消費者視点に沿ったお話をしていただき、考える機会としました。

森田代表は、紅麹サプリメント問題について詳しく説明され、いわゆる健康食品と機能性表示食品、機能性表示食品の制度改正、健康食品を利用する際に気を付けることなどについて、講演されました。参加者からは「紅麹問題のその後はどうなっているのか、気になっていました」「バランスよく色んな食品を食べることを心がけていくことが、一番ぜいたくで大切なことであると学びました」「宣伝に惑わされることなく、健康的に生活することが大事だと思いました」などの感想がありました。

(一社)Food Communication Compass・森田満樹代表
熱心に聞き入る参加者
UP 2025-03-17
農林水産省近畿農政局と近畿地区生協府県連との意見交換会 

農林水産省近畿農政局と近畿地区生協府県連との意見交換会 

開催日 2025/03/03
開催地・会場近畿ろうきん肥後橋ビルとオンライン

この意見交換会は、1998年から開催しており、今年で26回目。近畿農政局からは、相本浩志局長はじめ5人の方が、生協から近畿地区5府県の生協連などから、会場参加34人、オンライン参加15人、計、役職員54人が参加しました。今年度は、大阪府で開催しました。

開会にあたり、近畿地区生協府県連を代表して大阪府生協連・大江桂子会長理事、近畿労働金庫・営業推進部地域共生推進室・東中健悟室長と、近畿農政局・相本浩志局長があいさつをのべました。相本局長からは「食料・農業・農村基本計画の検討状況」の情報提供がありました。日本の食料供給 国内の農業生産の増大、食料自給力の確保、輸出の促進、食料安全保障・持続的な食料システム、環境と調和のとれた食料システムの確立、農村の振興についてお話をいただきました。生産振興課・水田陽介課長からは「米の需給状況」について情報提供がありました。生協からは、大阪よどがわ市民生協・前田倫男組織部統括から「我ら縁農隊の活動について」、滋賀県立大学生協・日本酒プロジェクトの学生たちから「2024年度日本酒活動報告」、京都生協・松岡健治地産地消担当から「産直さくらこめたまごと飼料米について」報告があり、意見交換しました。滋賀県生協連・森井徹専務理事が閉会のあいさつをしました。

大阪府生協連・大江桂子会長理事
近畿農政局・相本浩志局長
近畿農政局生産振興課・水田陽介課長
近畿労働金庫営業推進部地域共生推進室・東中健悟室長
生協からの報告
滋賀県生協連・森井徹専務理事