UP 2025-06-06
第1回 子ども平和新聞プロジェクト 開催

第1回 子ども平和新聞プロジェクト 開催

開催日 2025/06/01
開催地・会場京都新聞社

「子ども平和新聞プロジェクト」は、戦後・被爆80年を迎える今年、次世代を担う子どもたちに、ジャーナリズムの視点を学びながら、平和について深く考えるきっかけを作ることを目的に実施します。見学・取材をする中で平和の重要性を理解し、それを新聞を通じて次世代に継承することも目指します。本プロジェクトの企画は日本生活協同組合連合会(日本生協連)、主催は京都府生協連、京都生協が共催、京都新聞社にご協力いただきました。

第1回は、2025年6月1日(日)、京都新聞社(京都市中京区)で、京都新聞社編集局報道部社会担当部長 論説委員の渋谷哲也氏より、新聞の役割、新聞の特徴、記事の書き方について、教わりました。参加した子どもたちは、小学5年生から高校1年生までの7人。

参加者からは「どんなニュースを一番大きく取り上げるかを、どのように決めているのですか?」「戦時中の新聞はどうやって取材したのですか?」「自分の考えと事実について、どのような割合で書いたらいいのですか?」など、質問がありました。渋谷記者からは、戦前の日本のようにならないために「平和とは何か」を自分で考えることが何よりも大事であり、新聞づくりを通して平和を伝えることにチャレンジして欲しいとのお話がありました。

学習会の前に、京都新聞社編集局総務の日下田(ひげた)貴政氏の案内で、京都新聞社編集局内を見学しました。参加者は初めて見る編集局に興味津々でした。

京都新聞社・渋谷哲也記者
参加した子どもたち
熱心に説明を聞く子どもたち
「すごろく」で盛り上がって仲良く
UP 2025-05-30
憲法学習会「憲法が描く平和の未来―私たちができること」開催

憲法学習会「憲法が描く平和の未来―私たちができること」開催

開催日 2025/05/27
開催地・会場京都テルサ東館3階大会議室とオンライン

2025年5月27日(火)京都テルサとオンラインで開催しました。世界の平和を実現するための憲法の役割や、私たち一人ひとりが憲法をどのように活かせるかを一緒に考えることを目的に、京都生協・NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連の共催で開催しました。

はじめに平和活動家・元ユース非核特使の中西麻奈未さんから、自己紹介がありました。次に国際ジャーナリスト、元朝日新聞記者の伊藤千尋さんから、「憲法が描く平和の未来ー私たちができること」をテーマに、南米ベネズエラやコスタリカなどの世界の実例や日本の現況を交えながら、憲法9条の力、9条制定の経緯などについて話され、「憲法9条は国を守り、国を越えて、人類を守る」と強調されました。

つづいて、中西麻奈未さんをコーディネーターに、日本生協連が現地の生協と開催するピースアクションinオキナワに参加された京都生協の組合員とのトークセッションがありました。京都府生協連・西島秀向会長理事が閉会の挨拶をしました。

参加者からは「コスタリカの人たちが憲法をとても大切にしていることが印象的でした。子どものころから憲法を学び、それが自分を守る支えになっているというお話に、憲法はもっと身近で力強い存在なのだと気づかされました」「『憲法9条は、過去に戦争を経験した方々が二度と同じ思いをさせないために作ってくれたもの』という言葉が印象的でした」「『憲法を使っていますか』と聞かれてギクッとしました。『宝の持ち腐れ』にしてはいけない」などの感想がありました。

会場50人、オンライン44人 合計94人が参加しました。

平和活動家・中西麻奈未さん
国際ジャーナリスト・伊藤千尋氏
トークセッション
京都府生協連・西島秀向会長理事
UP 2024-12-12
花垣ルミさんと一緒にノーベル平和賞を祝う会

花垣ルミさんと一緒にノーベル平和賞を祝う会

開催日 2024/11/30
開催地・会場御所南ビル4階会議室/オンライン

ーヒバクシャ運動を振り返り「核兵器廃絶」を考えるー

2024年11月30日(土)、コープ御所南会議室とオンラインで開催しました。主催は、京都生活協同組合・NPO 法人コンシューマーズ京都(京都消団連)・京都府生活協同組合連合会。核兵器をなくす日本キャンペーンが協力しました。

2024 年 10 月 11 日、ノルウェー・ノーベル委員会が日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)にノーベル平和賞を授与すると発表。被爆者の立場から世界に核兵器廃絶を訴えてきた活動が高く評価されました。京都では花垣ルミさん(被爆者)を中心に、生協などによる核兵器をなくすための活動が継続的に行われています。ノーベル平和賞受賞を機に被爆者や核兵器廃絶に注目が集まる今、これまでの活動を振り返りながら、核兵器をなくすために必要なことは何かを考える機会になることを目的に開催しました。

参加者はオンライン16人、会場参加31人で合計47人でした。

花垣 ルミ(はながき るみ)さんは、5歳の時に広島で被爆したあと、記憶を無くされていました。2003年京都生協のピースインヒロシマに参加され、記憶を取り戻され、2005年NPT再検討会議に京都生協より代表派遣。2008年仏教大学の学生の協力で、自身の被爆体験を紙芝居にした「おばあちゃんの人形」を発表。現在 京都原水爆被災者懇談会世話人代表をされておられます。

祝う会では、はじめに紙芝居「おばあちゃんの人形」を京都生協組合員の渡辺さんが音読されました。その後、花垣さんから被爆体験を語っていただき、ノーベル平和賞授賞式参加へのカンパの感謝や抱負を語られました。

つづいて、京都生協・姜美名(かん みみょん)副理事長から、京都生協のこれまでの平和の取り組みについて報告をいただきました。

つぎに、立命館大学国際関係学部3回生・倉本芽美さんから、もし京都に広島と同じ原爆が落下されていたらどれだけの被害になるかなど、視覚的に分かりやすく説明いただきました。倉本さんは、「核兵器をなくす日本キャンペーン」にインターンとして活動中。2030年までに日本が核兵器禁止条約に加わることを実現するための活動に取り組んでおられます。

司会は、NPO法人コンシューマーズ京都・有地淑羽副理事長がつとめました。

UP 2024-07-18
ピースアクション京都

ピースアクション京都

開催日 2024/06/21
開催地・会場京都市

京都府生協連のよびかけで 生協組合員約50人が、ピースパレードに参加

2024年6月月21日(金)、「2024年ピースパレード京都」が取り組まれました。「平和と核廃絶の願いをもちより、広島・長崎での世界大会につなげよう」との趣旨ではじまった京都の生協のピースパレードは今年で40回目をむかえました。

京都府生協連のよびかけで、京都生協・京都高齢者生協くらしコープほか、鳥取県の生協からの参加もあり、組合員・役職員約50人が「今ある平和はたからもの―未来をつくるのはわたしたち―戦争も核兵器もない社会をめざして!」をテーマに「NO NUKES 核兵器はいらない!」のプラカードを掲げ、街ゆく人びとに力づよくアピールしました。 

多くの観光客の中を、東山区の蹴上から三条通りを行進し、三条大橋を渡り、河原町通りを北上して、京都市役所へ。

平和の象徴である鳩を折り紙で作り、沿道の海外からの観光客などに配りながら、平和をアピールするなど、華やかな行進になりました。

ゴールとなった京都市役所前では、まとめ集会がおこなわれ、京都府生協連・西島秀向会長理事が生協を代表して、「平和なくして、よりよい生活はありません。くらしの中から平和を語り、考えあう活動を進めていきたい。核兵器をなくそうという想いを込め、これからも共に一歩ずつ歩みを進めていきましょう」とあいさつをおこないました。

京都生協のみなさん
鳥取県の生協のみなさんも一緒に
沿道の観光客に折り紙で作った鳩を渡してアピールしました
まとめ集会であいさつする京都府生協連・西島秀向会長理事

平和活動企画援助金 申請書・精算報告書2024
UP 2024-07-18
憲法学習会「憲法改正っていうけれど!?私たちのくらしはどう変わる?」開催

憲法学習会「憲法改正っていうけれど!?私たちのくらしはどう変わる?」開催

開催日 2024/05/28
開催地・会場京都テルサ東館2階セミナー室

5月28日(火)、京都テルサ東館2階セミナー室とオンラインで開催し、会場19人、オンライン約59人、合計78人が参加しました。

京都生協、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連が共催しました。講師は、龍谷大学政策学部・奥野恒久教授。憲法とはどのような法か?について説明があり、国民主権や平和主義、どのように憲法を読み解けばいいのか、憲法と法律の違い、いま日本の国会で起こっている事などについて、わかりやすくお話がありました。

参加者からは「憲法改正をおこなうのは国民主導でなければいけない事がわかりました。平和国家であり続ける事、憲法九条を正しい解釈の上で守る重要性を感じました」「『選挙があるからこそ国民の声を聞く』との言葉が印象的でした。問題意識を持ち、投票する事の大切さを改めて感じることができました。今回の学習会で憲法を身近に感じるきっかけとなりました」「『憲法』と聞くと、正直難しい。と思っています。しかし、奥野先生のお話は日本国憲法の特徴が見えてきて分かりやすいお話でした」などの感想がありました。

龍谷大学・奥野恒久教授
UP 2023-08-28
国連原爆展in京都 開催

国連原爆展in京都 開催

開催日 2023/08/25 ― 2023/08/27
開催地・会場京都教育文化センター

2023年8月25日(金)から27日(日)の3日間、京都市左京区の京都教育文化センターにおいて開催しました。開催期間の来場者は、のべ135人。

「国連原爆展」は、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が、第10回核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせてニューヨークの国連本部で開いたものです。パネルは、日本全国の生活協同組合からの支援金で制作されたもの。

2022年8月のニューヨーク開催に続き、日本各地で開催されており、京都でも展示をおこなうことにしました。

京都生協、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連が共催しました。

また、8月26日(土)には、日本被団協・木戸季市事務局長による講演会を開催しました。国連原爆展を開催することになった経緯や、ご自身の被爆体験や、核兵器の非人道性について講演されました。参加者は29人でした。

講演後には、原爆展のパネルを見ながら、木戸事務局長が解説されました。

UP 2023-08-08
2023年(第43回)平和のための京都の戦争展 後援

2023年(第43回)平和のための京都の戦争展 後援

開催日 2023/08/01 ― 2023/08/06
開催地・会場長浜バイオ大学京都キャンパス

2023年8月1日(火)~6日(日)まで、長浜バイオ大学京都キャンパスで開催されました。展示では「ウクライナ戦争から1年半現地からの報告」(志葉玲氏提供写真)初公開「重慶爆撃映像」ほか各団体の研究成果を集めた展示。文化企画では、各実行委員会団体が活動と研鑽の成果を講演会・シンポジウム・映画上映などで実施されました。子供向け企画として、紙芝居やDVD上映などがおこなわれ、世代を超えて戦争と平和を考えあう場となりました。

特別企画はキャンパスプラザ京都を会場に、7月15日(土)、明治大学・山田朗教授による講演、7月22日(土)には、外交評論家の孫崎亨氏の講演があり、あわせて1,500人の府民が参加。京都府生協連が後援しました。

UP 2023-06-23
2023年ピースアクション京都

2023年ピースアクション京都

開催日 2023/06/21

2023年6月21日(水)、「2023年ピースパレード京都」が取り組まれました。「平和と核廃絶の願いをもちより、広島・長崎での世界大会につなげよう」との趣旨ではじまった京都の生協のピースパレードは今年で39回目をむかえました。 京都府生協連のよびかけで、京都生協・生協コープ自然派京都・京都高齢者生協くらしコープ・大学生協などのほか、鳥取県の生協からの参加もあり、組合員・役職員約40人が「今ある平和はたからもの―未来をつくるのはわたしたち―戦争も核兵器もない社会をめざして!」をテーマに「NO NUKES 核兵器はいらない!」のプラカードを掲げ、街ゆく人びとに力づよくアピールしました。

多くの観光客の中を、東山区の蹴上から三条通りを行進し、三条大橋を渡り、河原町通りを北上して、京都市役所へ。 平和の象徴である鳩を折り紙で作り、沿道の海外からの観光客などに配りながら、平和をアピールするなど、華やかな行進になりました。 ゴールとなった京都市役所前では、まとめ集会がおこなわれ、京都府生協連・西島秀向会長理事が生協を代表して、「被害の実相を学び、くらしの中から平和を語り、考えあう活動を進めていきたい。核兵器をなくそうという想いを込め、これからも共に一歩ずつ歩みを進めていきましょう」とあいさつをおこないました。

  ピースパレード終了後、京都府生協連のよびかけで、ピース交歓会を、コープ御所南ビル会議室で開催しました。 平和を願う想いやメッセージを出しあい交流を深めることを目的に開催。東京からの通し行進者・村上厚子さんのあいさつをはじめ、鳥取県生協連など生協関係者や、京都原水協関係者等がメッセージを発言し、交流を深めました。 21人が参加しました。   

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UP 2022-12-02
憲法学習会「檻の中のライオン~憲法ってなんだろう~」開催

憲法学習会「檻の中のライオン~憲法ってなんだろう~」開催

開催日 2022/11/30
開催地・会場京都テルサ東館2階会議室・オンライン

2022年11月30日(水)、京都テルサ東館2階会議室とオンラインで開催し、135人が参加しました。

京都生協、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連が共催しました。

講師の、ひろしま市民法律事務所・楾(はんどう)大樹弁護士より、「ライオン=国家権力」、「檻=憲法」と見立て、憲法の条文を紹介しながら、どのように憲法を読み解けばいいのかについて、わかりやすくお話がありました。

参加者からは「憲法の大切さを知る、良い機会をありがとうございました。未来をつくるのは、私たちなんだと改めて感じた時間となりました。『知る、考える、行動』につなげたいと思います」「堅苦しい憲法講演と違ってとてもおもしろく、わかりやすかった。是非、孫に聞かせたいと思った」などの感想がありました。

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UP 2022-10-30
日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名 街頭宣伝

日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名 街頭宣伝

開催日 2022/10/29
開催地・会場四条河原町の高島屋前付近

2022年10月29日(土)、四条河原町の高島屋前付近で街頭宣伝署名をおこないました。

被爆者、被爆二世、京都原水爆被災者懇談会、NPO法人コンシューマーズ京都など20人が参加し、43筆の署名が集まりました。

京都府生協連からは、九鬼隆一事務局長と川端浩子事務局担当が参加しました。

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