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第39回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第39回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2021/10/12
開催地・会場コープ御所南ビル会議室・オンライン

コロナ禍での事業活動や組合員活動

~会員生協からの取組み報告~

 

2021年10月12日(火)、オンラインとコープ御所南ビル会議室で開催し、35人が参加しました。京都府生協連・西島秀向会長理事が開会のあいさつをしました。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「新しい生活様式」や「行動変容」が求められています。その環境の中でも各会員生協では、くらしの変化に対応した事業活動や創意工夫を凝らした組合員活動に取り組まれています。各分野の会員生協から取組み報告をいただき、学びの場にすることを目的に開催しました。

 

「オンラインを活用した組合員参加の広がり」をテーマに、京都生協南ブロック・池本明ブロック長が報告。オンラインでの産直交流や親子料理教室について報告がありました。つぎに「コロナ禍における組合員活動の取組み」をテーマに、生協コープ自然派京都・高尾松子理事が報告。産地やセットセンターの見学など、オンラインならでは企画や、ヨガなど、組合員のニーズを汲み上げた企画には多くの参加があり、質問時間が足りなくなった事例などが報告されました。全京都勤労者共済生協・蛭田美幸専務理事からは「コロナ禍における社会的活動の取組みなど」をテーマに報告。コロナ感染防止の取組みや、全国的な支援の取組みについて報告されました。やましろ健康医療生協・堂本吉次専務理事から「コロナ禍の医療・介護の取組み」について報告があり、コロナ禍までの取組み紹介から、多くの組合員活動ができなくなった現状と、電話による訪問など新しくされた工夫の報告がありました。大学生協関西北陸ブロックからは、同志社生協学生委員会・岩田理紗子学生事務局が「コロナ禍の学生委員会活動」をテーマに、オンラインと対面を併用することにより課題を解決してきたことや、その成果としてセミナーには多くの参加があったことの報告がありました。

意見交換では、単協の括りを超えた連携の可能性について提案がありました。

参加者からは「コロナ禍において各団体が、組合員とのつながりを維持していくために様々な工夫をしていることがよくわかりました」「コロナが終息しても、オンラインの良さもわかった今、もう元には戻らず、実参加とオンライン併用の世界に突入することが予想される中、色々な取り組みや困りごとを聞くことで、これからの参考になりました。1つ1つの報告がもう少し時間があり、深く聞きたいところもありました」などの感想がありました。

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第32回近畿地区生協・行政合同会議

第32回近畿地区生協・行政合同会議

開催日 2021/08/25
開催地・会場和歌山市アバローム紀の国・オンライン

2021年8月25日(水)、和歌山市アバローム紀の国とオンラインで開催し、42人が参加しました。主催は近畿地区生協府県連協議会。テーマは「安心してくらせる地域づくりをめざして~誰一人取り残さない社会の実現にむけて」。
はじめに近畿地区生協府県連協議会代表・兵庫県生協連・岩山利久会長理事と、和歌山県環境生活部・生駒亨部長よりあいさつがありました。次に厚生労働省社会・援護局地域福祉課消費生活協同組合業務室・内山徹室長よりあいさつと報告、日本生協連執行役員・伊藤治郎渉外広報本部長より「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」について報告がありました。

一般社団法人消費者市民社会をつくる会・阿南久代表理事より「消費者行政と生協への期待~安心してくらせる地域づくりをめざして~」をテーマに特別講演がありました。

活動事例として和歌山県橋本市総務部市民課・大岡久子課長より「消費者行政によるエシカル消費推進啓発事業」、JA大阪中央会総務企画部・久保裕章次長より「協同組合・非営利セクター連携組織設立のとりくみ」、福井県民生協・中川政弘常勤理事より「福井県民生協の協同組合間連携の取り組み」、特定非営利活動法人消費者支援機構関西(KC’s)・元山鉄朗事務局長より「特定非営利活動法人KC’s の活動」についての報告があり、和歌山県生協連・久保田泰造会長理事より閉会のあいさつがありました。

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UP 2021-08-12
第38回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第38回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2021/08/10
開催地・会場コープ御所南ビル会議室・オンライン

『学生のまち』京都を生協はどうやって支えられるか?

今ひろがる 京都からの「支援の輪」~つながりをいかして できることから~

 

2021年8月10日(火)、オンラインとコープ御所南ビル会議室で開催し、63人が参加しました。京都府生協連・高取淳専務理事が進行をつとめ、西島秀向会長理事が開会のあいさつをしました。

2020年7月14日(火)に開催した第34回KSK、同年10月10日(土)に開催した第35回KSKの第3弾として、依然収まらないコロナ禍で困窮する学生に、京都の生協としてどんな支援ができるのかを考えあう場として、開催しました。

「全国大学生協連のアンケートから~コロナ禍の学生の状況について」をテーマに、全国大学生協連・安井大幸(まさゆき)学生委員長(琉球大学4回生)が、本協議会当日に発表された、コロナ禍の生活について全国の大学生に尋ねたアンケート結果をもとに、大学生の「いま」と「がんばり」について、報告されました。アンケートではアルバイト収入は厳しい状況が続いていること、オンライン講義は評価しつつも、対面講義が切実に求められていること、同級生はもちろん大学の教職員ともつながれていないことなどが報告されました。とりわけ、2回生が大学の充実度について戸惑いがみられることがあげられ、登校日数は1回生より少ない実態などの報告がありました。そんななか、着目すべき大学生の「がんばり」についての報告もあり、ボランティア活動として塾に通えない小中学生に勉強を教えている事例や、自分時間の過ごし方を見直せるチャンスと受け止めている事例などが紹介されました。

つぎに、龍谷大学政策学部・只友景士教授をコーディネーターに、昨年の10月の35回KSKに登壇していただいた大学生を含む4人の大学生[立命館大学・原いこいさん(2回生)、龍谷大学・三浦蒼玄さん(2回生)、京都大学・岡本惇平さん(2回生)、同志社大学・岩田理紗子さん(3回生)]から「この一年の学生生活を振り返って」をテーマにパネルディスカッションがされました。「ほとんどオンライン授業で、勉強の仕方についてどれが正しいのかがわからない」「オンデマンドの授業形態で質問の返答に1週間かかることもある」「友達同士のやり取りはほとんどなかった」「ブライダルのアルバイトをしていたが、キャンセルが多く1ヶ月に一日だけの時もあった」など、困窮する学生の実態がよく分かった。人と人とのつながりが制限される現状では「新しい人間関係の構築が必要と考える」「聞くだけでなく自分から話せる場所が必要」との意見が出た。大学・社会に言いたいことは「オンライン上だけの関係だと孤独を感じる」「単に宣言を出すだけでなく、納得いくようにして欲しい」「アルバイト収入が減っている現実は1年前からあるのに、解決できていないのはなぜかと思う」「制限だけでなく一歩進んで学生の声を拾って一緒に考えていきたい」との提案がありました。

つづいて、兵庫県生協連・松岡久雄専務理事より「兵庫県の協同組合における大学生支援の取組み報告」があり、全体交流では、京都府生協連・國見伸行副会長理事の進行で、京都生協・吉岡克巳常務理事、生協コープ自然派京都・柴垣千春専務理事、生協生活クラブ京都エル・コープ・河﨑豊彦専務理事から、大学生への支援について、それぞれ報告があり、意見交流をしました。参加者からは「コロナ禍が1年以上たっても学生の悩みは解決しない。ただ、アンケートの頑張っていることにポジティブな姿が垣間見れたことが少し救いでした。全体交流では、支援の輪が広がりつつあることが聞けてとても良かったです」「前向きにとらえることや何ができるかを考えて実行されている方もたくさんいますが、できない人もいる。言えない人も取り残さないように協同の力、学生さんの力を出し合って乗り越えていきましょう」「人と人とのつながりができないという問題は私にとっても大きな問題なのですが、全国の学生、とりわけ2回生が同じ悩みを抱いているということを知りました。学生として、わたしも日々の生活を丁寧に送ることをまずは心がけたいと思います」などの感想が寄せられました。

当日は、NHK京都放送局が取材に来られ、夕方のニュースで放映されました。

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UP 2021-05-10
学習会「コロナ禍でくらしはどう変わるのか~生協の果たす役割と課題~」開催

学習会「コロナ禍でくらしはどう変わるのか~生協の果たす役割と課題~」開催

開催日 2021/05/08
開催地・会場オンライン

2021年5月8日(土)、オンラインで開催し、会員生協役職員など、46人が参加しました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、わたしたちのくらしは大きく変わり、協同組合の活動や事業環境も大きく変化することとなりました。Withコロナ、新しい生活様式といわれる中、くらしや地域はどう変わるのか。そして生協の役割や課題は何なのかを考えることを目的に開催しました。

京都府生協連・高取淳専務理事が司会・進行をおこない、京都府生協連・西島秀向会長理事が開会のあいさつをしました。

京都橘大学経済学部・岡田知弘教授(京都大学名誉教授)が、「コロナ禍にいかに立ち向かうか―地方と自治・協同の視点から―」をテーマに、基調講演。専門分野の地域経済学に加え、感染症の歴史についても研究されておられ、新型コロナウイルスの感染拡大を「災害」としてとらえることの重要性や、コロナ禍で顕在化した「選択と集中」政策の矛盾を鋭く指摘されました。「地域」「自治体」の重要性や、コロナ禍において人と人との関係が分断され、孤立化を深めつつある社会状況だからこそ、人のつながりを豊かにできる生協の役割は大きく、相互扶助の目的意識をもって、特に困難を抱える医療生協・大学生協に協同組合間協同で連携を深めてほしいと講演されました。

次に会員生協から、コロナ禍における活動と「課題」について報告がされました。

報告者は以下のとおり。

生協生活クラブ京都エル・コープ・河﨑豊彦専務理事

生協コープ自然派京都・清水大丘センター長

京都生協政策企画部・谷口佳巳マネジャー

全国大学生協連・中森一朗専務理事

乙訓医療生協組織部・水野晃主任

参加者からは「コロナ禍でのくらし、経済、地域社会における協同組合の役割について歴史的な経過も踏まえて様々な情報をもとに考える貴重なお話でした」「感染増加地域として1都道府県を名指ししても、その中の地域によって感染状況は異なり、経済活動を継続しても問題ないエリアもあるのだというご報告は目から鱗が落ちる思いでした。地域経済が活性化していく事で、地域でのリスク対応が可能という事も勉強になりました」「気持ちが塞ぎがちな状況であるからこそ、事例紹介や学習会を通じて自分達もできると前向きになれる事もあると思います。これからもやる気が溢れてくる学び合いの場に期待しています」「情報共有や交換が大事だと改めて感じた学習会でした」などの感想がありました。

 京都府生協連・國見伸行副会長理事が閉会のあいさつをおこないました。

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UP 2021-04-15
第37回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第37回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2021/04/13
開催地・会場コープ御所南ビル会議室・オンライン

2021年4月13日(火)、オンラインとコープ御所南ビル会議室で開催し、役職員26人が参加しました。京都府生協連・西島秀向会長理事が開会のあいさつとコーディネーターをつとめました。

「今、消費者問題を学ぼう!~生協に期待されること~」と題して西島秀向会長理事より、消費者問題と生協の関係について、適格消費者団体消費者支援機構関西(略称:KC’s)での経験、いま、消費者として考えたいことについて、報告がありました。つぎに、「高齢者の消費者被害と見守り」をテーマに、京都弁護士会消費者問題対策委員会・加藤進一郎弁護士が報告。高齢者の消費者トラブルとして被害が多い不招請勧誘について説明があり、予防策については被害を完全に防止できない現状であり、ネットワークによる見守りが必要であるとの報告がありました。つづいて、「京都消費者契約ネットワーク(略称:KCCN)活動報告~差止め請求事件の紹介を中心に~」をテーマに、志部淳之介弁護士(KCCN事務局)から報告がありました。KCCNの組織概要、京都府生協連とのかかわり、活動内容、課題についての報告の後、意見交換がされました。

参加者からは「不招請勧誘という言葉はこれまであまり聞いたことがなかったので、勉強になりました」「生協でも積極的に消費者教育をすすめることが必要だと感じました。」「賢い消費者になろうと急にレベルアップを望むのではなく簡単な学習を通し基礎を学んでいけば消費者市民社会は今より快適で安心したものになると思いました。そして、これからは予防と消費者教育の担い手づくりが大切だと感じました」などの感想がよせられました。

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UP 2021-01-21
第36回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第36回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2021/01/19
開催地・会場コープ御所南ビル会議室・オンライン

「日本の生協の2030年ビジョンについて~新たな挑戦の10年へ~」

 

2021年1月19日(火)、オンラインとコープ御所南ビル会議室で開催し、役職員33人が参加しました。西島秀向会長理事が開会のあいさつをおこない、コーディネーターは九鬼隆一事務局長がつとめました。

「日本の生協の2030ビジョンについて」と題して日本生協連・藤井喜継専務理事より、日本生協連の2030年ビジョンについて、動画を視聴したあと、ビジョンづくりの背景にあったものや、2020年ビジョンとの違い、込めた想いなどの報告がありました。コロナ禍での2030年ビジョンについても言及されました。つぎに、京都生協政策企画系統・林田久宗統括マネジャー(当時)から「京都生協の2030ビジョン」、京都大学生協・國見伸行専務理事より「京大生協の灯を消さないために~京大生協の経営状況と今後にむけて」をテーマにそれぞれ報告がありました。質疑応答の後、意見交換をおこないました。

参加者からは「日生協、会員生協の2030ビジョンとコロナ禍への対応を具体的に聞くことができて良かった。大学生協の現状も分かり、今後も厳しい現状が予想される中、協同の力で助け合える仕組みづくりがまずは必要だと感じました」「藤井専務のお話しを聞いて、デジタルの活用でもっと使いやすい生協になるのが楽しみでもありますが、このコロナ禍で一気に進むデジタル化についていけるか不安にもなりました。大学生協のお話しでは、知らなかった現状を教えて頂きとても勉強になりました」などの感想がよせられました。

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UP 2020-10-23
理事・監事研修会

理事・監事研修会

開催日 2020/08/20 ― 2020/10/21
開催地・会場オンライン・会場

毎年、新しく理事や監事になられた方を対象に、生協法の知識や監事の権限と職務など、基礎的な知識について学ぶことを目的に開催しています。今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、大阪府生協連と連携し、オンラインと実参加を組み合せて3回開催。

第1回2020年8月20日「理事・監事の基本的な職務・役割」、講師は日本生協連・宮部好広氏。第2回2020年10月14日「購買生協の会計・決算関係書類の見方・経営分析」、講師は日本生協連の土屋里奈氏・大澤哲也氏。第3回2020年10月21日「医療生協の経営状況と理事・監事の役割について」、講師は日 本医療福祉生協連・高瀬信之氏。

参加者は、第1回24人、第2回20人、第3回8人。参加者からは「役員の役割が理解できた」、「改めて経営という視点が重要であることが理解できた」などの感想がありました。

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UP 2020-10-12
緊急企画第2弾:第35回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)開催

緊急企画第2弾:第35回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)開催

開催日 2020/10/10
開催地・会場京都府民総合交流プラザ京都テルサ

大学1回生の生活から私たちができること

2020年7月14日(火)に開催した同テーマの第34回KSKにつづき、2020年10月10日(土)、京都府民総合交流プラザ京都テルサで第35回KSKを開催しました。役職員や、議員、マスコミなど、実出席とオンライン出席、あわせて103人が参加しました。

第2弾の今回は大学1回生が多数参加。彼らがどのような生活を送り、何に悩み、何を頑張っているのか報告を聞き、京都府内の生協、大学、行政がどうサポートできるかを意見交換しながら内容を深める機会として開催しました。

西島秀向会長理事が開会のあいさつをおこない、高取淳専務理事が進行をつとめました。

はじめに京都市・門川大作市長より「京都の学生へのメッセージ」と題してビデオメッセージをいただきました。

つぎに「後期開講後のリアルな実態やアフターコロナへ向けて」と題して新入生(京都大学・石田早侑梨さん、立命館大学・原いこいさん、龍谷大学・三浦蒼玄(あおと)さん)によるディスカッションがありました。

つづいて「学生自身による、コロナ禍での新入生支援の取り組み」と題し、立命館大学・生協学生委員会の坂元亮太さんより報告があり、「コロナ禍でも!大学の枠を超え京都で学ぶ『京都ファーストイヤープログラム』(略称:FYP(※))」と題し、FYP事務局及び受講生より報告がありました。

その後、「私たちは『学生のまち』京都をどうやって支えられるか」をテーマに、京都府生協連・中森一朗常任理事・大学生協事業連合常務理事(当時)より行動提起があり、つづいて京都府が作成した「新しい生活様式の実践に向けた学生向け啓発動画」を視聴しました。

龍谷大学政策学部・只友景士(ただとも けいし)教授がコーディネーターとなり、これまでの質疑や、問題意識の共有を深めました。

参加者からは「さまざまな団体の方がたが、私たち新入生のために試行錯誤して活動を実施してくださっていることを知り、周りに感謝しなければならないという想いが深まりました」「おそらく新型コロナ前に完全に戻ることは無いだろうという覚悟をしつつ、それぞれの立場でできることを整理して、少しでも新しい様式の中で心地よく生きていけるように、課題に取り組みたいと改めて痛感しました」「参加者の広がりがあり、大学生の生の意見が教員の方だけではなく、行政関係者など、さまざまな方に届く良い企画だった。質問の切り口も興味深く、理解を広げることができた」「『大学生協に求めることは何か』の質問で学生さんの一番切実な願いを聞くことが出来、改善すべき点として強く認識した」など、多くの感想が寄せられました。

※京都ファーストイヤープログラム(略称:FYP):大学生協事業連合が開催している、1回生からはじめる体験型学び講座

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UP 2020-09-12
第20回京都府協同組合役職員体験・交流学校 開催

第20回京都府協同組合役職員体験・交流学校 開催

開催日 2020/09/10

2020年9月10日(木)に開催され、21人が参加しました。

主催は京都府協同組合連絡協議会。京都府の協同組合(農協、漁協、森林組合、生協)で働く役職員の教育と育成を目的とし、連携や課題を学び、認識を深めあう機会として毎年開催しています。

今回は京都府森林組合連合会が企画を担当し、「林業の生産現場から~木材の始まりから伐採まで~」をテーマに開催しました。

京都府森林組合連合会・経営企画課の住 和宏課長よりあいさつとオリンテーションがありました。その後、木材開発株式会社を訪問し、「コンテナ苗木の生産現場」を見学。種から 育苗して、山に植えた杉やひのきの苗木が長い年月を経て成長した木を伐採して提供されていることなどを学びました。次に(有)中西至誠園を訪問し、「山林用苗木の生産現場」の視察。山で育つ木が平地で苗として育てはじめることや無事に成長するまでの管理(温度・水・日照等)には多くの方々の労力と費用がかかっていることなどを学びました。最後に京丹波森林組合を訪問し、「木材の伐採現場」を見学。広大な森林の中で数人の職員の方が巨大な重機を使っておられること、危険を伴う作業のため、安全には最大限の配慮をされ作業をされていることなどを学びました。

参加者からは「同じ協同組合同士、これから連帯や連携ができればと思います。現場にもなかなか余裕がないのが現状ですが、特に若い職員などは他業種の組合の業務などにも触れるよいきっかけだと思います」「毎回、体験交流学校に参加すると、協同組合がさまざまな場面で、地域やくらしを支えていることを再発見できます」などの感想が寄せられました。

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UP 2020-08-22
理事・監事研修会

理事・監事研修会

開催日 2020/08/20
開催地・会場オンライン・会場

2020年8月20日(木)、大阪府生協連にご協力いただき、開催しました。

京都府生協連では、毎年、新しく理事や監事になられた方を対象に、理事・監事研修会を開催しています。今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインと実参加を組み合わせて開催しました。生協法改正以降、理事の職務と責任が明確にされるとともに、理事、監事の役割がますます重視されるようになってきており、生協法の知識や監事の権限と職務、監事は理事の何を監査するのかなど、基礎的な知識について学ぶことを目的に開催しました。

東京の日本生協連本部からオンラインを使って大阪府生協連経由で、日本生協連総合マネジメント本部法務部・宮部好広氏を講師にお招きし、生協における役員の職務と責任について講義をしていただきました。生協の機関運営や法的ルール、非常勤役員の役割など、生協の基礎的知識を学びました。京都府生協連からは役職員約20人が参加しました。

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