2025年11月30日(日)みやこめっせで開催された「SKY人生100年フェスタ」に出展しました。
京都府生協連は、京都エシカル消費推進ネットワークの会員として参加し、京都府エシカル消費の普及と消費者トラブルの防止ブースに日本生協連の「コープのエシカル」「プラスチック問題への取り組み」ポスターの展示をしました。
環境の取組
2025年10月13日(月)イオンモール久御山・憩いの広場で開催されました。
イベントは、エシカル消費の普及と消費者トラブルの防止を目的に開催され、京都府生協連は、京都エシカル消費推進ネットワークの会員として参加し、日本生協連の「コープのエシカル」「プラスチック問題への取り組み」ポスターの展示をしました。
会場では、エシカルに関するクイズに答えて、正解だと思う的にボールをあてるクイズ&的あてゲームコーナー、環境にやさしい取組を紹介するエシカルおみくじコーナー、ジュースの甘さを調べるジュースの甘さ調べコーナー、タブレットを使ってサイバー捜査官の体験ができるサイバー捜査体験コーナーが作られ、各コーナーを回るスタンプラリーが開催されました。休日で訪れられた親子がスタンプラリーに参加され、楽しみながらエシカル消費や消費者トラブルの防止について学ぶ機会となりました。
2025年5月24日(土)、「買い物で社会をかえられる?~商品の選び方について考えてみよう~」をテーマに、京都経済センターとオンラインで開催しました。主催はNPO法人コンシューマーズ京都、京都府、京都市。京都府生協連が後援しました。
岐阜大学・大藪千穂副学長(教育学部教授、日本消費者教育学会会長)から「グリーン意識を行動につなげる消費者教育とは」をテーマに講演がありました。グリーン志向の消費行動に関するワーキングチームでの議論の要点や、若者の環境意識と行動に関する研究、学校給食の残菜調査などについて報告があり、持続可能な生産と消費に大事なことは、問題を自分ごととして捉えられるか、他者に伝え、広げていけるか、切り身になった情報をネットワーク化できるかなどだと、強調されました。次に大藪教授と京都生協、認定NPO法人環境市民とのトークセッションがありました。参加者は約70人でした。
2025年5月22日(木)、コープ御所南ビル4階会議室とオンラインで開催しました。会場10人、オンライン39人の会員生協役職員が参加しました。化学物質、有機フッ素化合物PFASによる、水道水の汚染が問題になっており、PFASの中には、2000年頃から有害性を指摘されるようになり、製造・輸入が禁止になっているもの(PFOS・PFOA)があります。そもそもPFASとは何なのか?私たちの健康に被害を及ぼすのか?など、講師に京都大学・小泉昭夫名誉教授([公社]京都保健会社会健康医学福祉研究所 所長)をお招きし、PFASについて学ぶ機会として開催しました。
小泉教授からは、PFASとは何か、吉備中央町での検査結果の評価、懸念される健康影響、日本の基準と食品安全委員会の見解の問題点、環境修復の必要性等についてお話がありました。
参加者からは「難しい内容でしたが、環境汚染物質である有機フッ素化合物が化学的に安定していることで色んな用途に使われていたこと、身近に京都府の綾部の産廃処理の中で、高い数値があることを、知ることができました。健康影響のあるものについてはしっかりと情報を公開していくことが大切な部分と思いました。しかし危険だからとかこれはダメだとかではなく、何が私たち組合員にできるのか、生協としてのPFASに対しての考え方や今後の伝え方などを、それぞれの生協で共有できればと思います」「難しいところもありましたが、とても勉強になりました。水だけでなく、農作物の汚染に気をつけなければならないのですが、検査ができる体制が整っていくことを願っています。下水汚泥肥料使用の拡がりも心配しています」などの感想がありました。
2025年3月19日(水)、コープ御所南ビル4階会議室とオンラインで、「第24回烏丸二条連続講座 シリーズ若者の未来と大人の責任を考える~より良い社会を次の世代にバトンタッチしたい思いを込めて~『こどもたちの未来のためにいまやることは?』が開催されました。主催はNPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連が後援しました。
講師は木原 浩貴さん(NPO法人京都地球温暖化防止府民会議専務理事、京都府地球温暖化防止活動推進センター副センター長、たんたんエナジー株式会社代表取締役)。
地球温暖化による気候変動の実情と、今私たちがするべきこと、対策について再生エネルギー推進に携わっておられる経験から詳しく報告。環境に徹底して配慮したご自身の住居を紹介しながら、世界が脱炭素に舵をきっている今、日本が取り残されてしまっている実状、なぜ日本では運動や対策が盛り上がらないのか、心理学的観点から説明されました。
わたしたちはまずメッセージを発信することが重要と話されました。学生の参加者などから質問が出され一緒に考え、交流しました。
2023年9月23日(土)京都経済センターで開催されました。会場とオンラインzoomミーティングによる開催で、主催はNPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連が後援しました。
テーマは「プラスチックリサイクルの現状を知ろう!」
矢野順也さん(京都大学環境安全保健機構環境管理部門)より「いま、プラ抑制を考える」と題して基調講演がありました。1980年より京都市家庭ごみ細組成調査を京都市と京都大学が協働で実施、ごみを分別し、組成調査をおこなっておられ、プラスチックについてもう一歩ふみこんで、樹脂素材がどれだけ含まれているか、素材の種類などについても調査をされていることを紹介。家庭やオフィスから分別してごみを出しても、プラスチックゴミのなかにはプラと紙がまざっている容器や包装、ペットボトル、レジ袋などがあり、さらにまた素材別に分別し、リサイクルできるもの、埋め立てるもの等にわけていることがわかりました。課題は多いが、一人一人が心がけてごみはきちんと分別する、ごみの量をへらす努力をしていかなければならないことを学びました。
次に公益財団法人日本容器包装リサイクル協会 清水健太郎さんより「プラスチックリサイクルの現状と課題」について報告がありました。事業者がプラスチックを使うと容器包装の資源循環に係る費用を負担しなければならない容器包装リサイクル制度についてや、市長村から集められ引き取ったプラごみには異物が混入しており、それをリサイクル業者が再処理をして樹脂ペレットなどリサイクルできるものと残さとよばれる異物に分けていること、国の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」に対する衆議院・参議院での付帯決議の内容などの紹介と報告がありました。
NPO法人コンシューマーズ京都 副理事長 有地淑羽さんは、「国へのプラスチック資源関連の法改正要望について」と題して報告。 コンシューマーズ京都で4年にわたりプラスチックごみについての学習会を実施し、2019年に実施したアンケート調査から1家庭1週間平均で155個もの容器包装プラスチックを分別排出していることがわかったこと、2023年度に国に対して「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(新プラ法)」への要望書を提出したことなどの報告がありました。
パネルディスカッションでは前出の矢野さんがコーディネーターをつとめられ、清水さん、有地さんのほか京都市環境政策局循環型社会推進部資源循環推進課 桑江利彦さんがパネリストとして参加されました。 コンシューマーズ京都事務局長 溝内啓介さんが司会をつとめ、会場34人、オンライン23人が参加しました。
2023年7月7日(金)、オンライン形式で開催されました。京都府総合政策環境部・岡本孝樹部長より開会のあいさつがありました。令和4年度事業実績報告および令和5年度事業計画等、すべての議案が議決されました。その後、構成団体による活動状況・取組事例についての報告がされました。当会議は、京都府生協連を含む47の団体で構成されています。
2023年6月20日(火)、オンラインで開催されました。浅岡美恵理事長より開会のあいさつがあり、田浦健朗理事から議案提案がありました。2022年度事業報告・収支報告および2023年度事業計画・予算等、すべての議案が議決されました。オンラインでの開催ということもあり、全国から多くの方が出席されました。
2023年6月17日(土)、会場(京都経済センター)とオンラインを併用し開催されました。2022年度事業報告と決算、2023年度事業計画と予算、役員変更等、6つの議案が承認されました。総会終了後は、滋賀県立大学・平岡俊一氏を講師に、「脱炭素地域づくりを担う・支える存在~オーストリアにおける専門人材、中間支援組織から考える~」をテーマに講演がありました。