UP 2026-02-18
きょうと食の安心・安全フォーラムを共同開催しました

きょうと食の安心・安全フォーラムを共同開催しました

開催日 2026/02/13
開催地・会場京都府立京都学・歴彩館小ホールとオンライン(zoomウェビナー)

2006年4月1日より、京都府食の安心・安全推進条例が施行されました。第1条(基本理念)の4項では「食の安心・安全の確保は、府及び食品関連事業者における食の安心・安全の確保における積極的な情報の公開並びに府、食品関連事業者及び府民における情報の共有を図ることにより、行わなければならない」と規定し、また第11条(相互理解及び連携の促進)では「府は、府民及び食品関連事業者が相互に理解を深め、食の安心・安全の確保に関する取組みが促進されるよう、交流機会の提供その他の必要な施策を実施するものとする」との規定がなされています。こうした条例の内容をうけて、2007年度から、「きょうと食の安心・安全フォーラム」が開催されました。今回で19回目となります。

2026年2月13日(金)、食の安心・安全に関する京都府などの取組みを紹介するとともに、食品関連事業者と消費者との交流を図り、信頼づくりを推進することを目的に、京都府立京都学・歴彩館小ホールとZOOMウェビナーで開催しました。 主催は、きょうと食の安心・安全フォーラム実行委員会(京都府/一般社団法人京都府食品産業協会/京都鶏卵・鶏肉安全推進協議会/NPO法人コンシューマーズ京都/京都府生活協同組合連合会)。今回のテーマは「京の食 つくり手の想いに触れて」です。

当日は、会場 50人(スタッフ、大学生、発表者除く)、オンライン38人の計88人が参加しました。

一般社団法人京都府食品産業協会・東田和久氏が開会あいさつ。つぎに、京都府における食の安心・安全に関する取組についてをテーマに、京都府農林水産部農政課・八谷純一参事が、京都府における食の安全・食育係の業務として、食の安心・安全を守る取組みと食育推進の取組みについて紹介されました。また、食の安全からみた鳥インフルエンザについて説明がありました。 

事業者からの取組み報告では、奥村農林園・奥村幹夫氏から、南丹市園部にある奥村農林園で、安心・安全でおいしいきゅうり、パプリカ、ミニトマトの栽培や、米づくりなどに取り組んでいること、土づくりから丁寧にこだわり、近年の温暖化による高温障害の苦労もありながら質の高い農産物を生み出そうと日々努力していること、親子連れや小学生、大学生などを対象にした稲刈り体験など、農業に触れられる機会を積極的に提供し、地域との連携も大切に取り組んでいると、報告がありました。

つぎに、有限会社三和鶏園・久下広子氏からは、安全な卵を生産するために農場HACCP(※)を取得していること。(※農場HACCPとは、食品の安全を守るための国際的な衛生管理手法で、国が定める厳しい基準をクリアした農場だけが認証される制度)

鶏の毎日の健康状態チェックや、鶏舎の定期的な洗浄・消毒など飼育環境の衛生管理を実践し、サルモネラ菌対策を実施。定期的な研修で知識・技術をアップデートし、外国人従業員を含む全員が、同じ基準で安全管理を実行できるような取組みをしていることが報告されました。

つづいて、株式会社鼓月 総務部 広報・鳥飼優介氏からは、2025年に80周年を迎えられた鼓月では、「『安全』は仕組みで守るもの」と考え、きれいな環境でのお菓子作りとして工場内の衛生環境を整え、異物混入の防止、ロットナンバーで原材料の管理などの仕組みを構築していること。商品のおいしさにもこだわりながら、日々検査を実施することで、安全性の確認ができ、賞味期限の延長などでスポーツ市場に和菓子の新たな価値を広げていることが報告されました。 報告の後、参加者からの質問に答える形式で意見交換をおこないました。最後に京都府生活協同組合連合会・ 川村幸子理事より、閉会のあいさつがありました。司会は、NPO法人コンシューマーズ京都・大槻知美理事と、同・溝内啓介事務局長がつとめました。

(一社)京都府食品産業協会・東田和久会長が開会あいさつ
意見交換では、多くの質問が出ました。丁寧に答えるパネリストのみなさん
京都府生協連・川村幸子理事が閉会のあいさつをしました
司会はNPO法人コンシューマーズ京都・大槻理事(左)と溝内事務局長(右)