UP 2022-02-21
きょうされん「第3回ひとりぼっちをつくらない社会をめざす集い」

きょうされん「第3回ひとりぼっちをつくらない社会をめざす集い」

開催日 2022/02/19
開催地・会場オンライン

2月19日(土)、ひとりぼっちをつくらない社会をめざす京都の会(※)が主催、京都府・京都市社会福祉協議会、京都新聞社会福祉事業団の後援で開催されました。開催はオンラインでおこなわれ、全国から330人の参加がありました。

集いは、新型コロナウイルス感染症で発生したさまざまな「生活のしづらさ」の実態と、支援の取組みについて交流し、それらの対応を通じて浮き彫りになった社会保障施策の課題などを考える場として開催されました。 

基調講演では、佛教大学・岡﨑祐司教授から「新型コロナウイルス感染症で浮彫になった我が国の社会保障の課題」をテーマに講演がありました。コロナ禍により、以前から存在した社会の歪みがより深刻になったこと、そして今、最も必要なことは社会保障制度の充実であると話されました。

基調講演を受けておこなわれたシンポジウムでは、コロナ禍で深刻になった生活困窮の実態を各シンポジストから報告がありました。

大谷大学・中野加奈子准教授からは「生活困窮者の実態と支援」について、大学生協事業連合関西北陸地区組織運営部基幹運営課・末廣恭雄氏からは「困窮する学生生活への支援と課題」、(社福)宇治東福祉会宇治作業所・山本順子施設長からは「障害分野で起きたこと政策的課題」をテーマに報告がありました。

コーディネーターは、尾藤廣喜代表(弁護士)がつとめられ、全体のまとめが岡﨑祐司教授からありました。

閉会あいさつが、京都生協・川村幸子副理事長からありました。

※ひとりぼっちをつくらない社会をめざす京都の会

尾藤廣喜代表。きょうされん京都支部を中心に、京都生協や京都中小企業家同友会などが参加。京都府生協連も参加しています。

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UP 2022-02-10
学習会「食品ロス削減の現況と今後にむけて~会員生協事例交流~」開催

学習会「食品ロス削減の現況と今後にむけて~会員生協事例交流~」開催

開催日 2022/02/08
開催地・会場オンライン

2022年2月8日(火)、オンラインで開催し、会員生協役職員など、26人が参加しました。

2019年度に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が公布・施行され、国民運動として食品ロスの削減を推進することになり、2年が経過しました。京都府から食品ロス削減の現況と今後の計画を、会員生協からは自生協の取組みについて報告いただき、今後の活動や計画に活かすことを目的に開催しました。

京都府生協連・西島秀向会長理事の開会あいさつがあり、「食品ロスの削減に向けた取組について」をテーマに、京都府府民環境部循環型社会推進課循環・リサイクル係・落合美月主事が報告。日本の食品ロス量が年間約570万トンであり、全国の食品ロス量は減少傾向になるが、目標年度の2030年度までには、81万トンの削減が必要なこと。京都府における食品ロス量は約11.5万トン。食品ロスの発生要因や消費者、事業者がそれぞれ削減のためにできることなどについて、詳しく報告されました。

つぎに、「食品ロス削減の取組み」をテーマに京都生協組織運営部・宮本忍CSR担当リーダ―から、「同志社生協食品ロス対策の取組み」をテーマに同志社生協・堂免裕子専務理事がそれぞれ報告され、意見交換しました。

参加者からは「商慣習というのを初めて知ったので驚きました。食品ロス削減のために見直しをされるという事でしたので、食品ロスが少しでも減ればいいなと思いました」「府でこのような取組みをしているとは知りませんでした」「『食品ロスは、環境負荷の軽減や貧困問題などのあらゆる問題に対してへの重要課題である。』この言葉が全ての事に繋がり、要因に変えて考える、行動する必要性がある。消費者の取り組みとして、日常の生活にできることは難しい内容では無いが、継続していくことが大切だと思いました。冷蔵庫や食品庫の整理整頓を意識する。家計にも繋がる話が聞けてとても良かったです。じぶんゴト化として捉えます」などの感想がありました。

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UP 2022-02-07
学習講演会「核兵器禁止条約をめぐる情勢、憲法をめぐる動きについて」開催

学習講演会「核兵器禁止条約をめぐる情勢、憲法をめぐる動きについて」開催

開催日 2022/02/05
開催地・会場オンライン

2022年2月5日(土)、オンラインで開催され、41人が参加しました。

主催はヒバクシャ国際署名を大きくひろげる京都の会(略称:ヒバクシャ署名京都の会)。

「核と平和をめぐる最新の情勢」等を学び、今後の活動や計画に活かすことを目的に開催しました。

アボリション2000ネットワーク京都・有地淑羽氏が司会し、京都原水爆被災者懇談会・花垣ルミ世話人代表よりあいさつがあり、関西学院大学法学部・冨田宏治教授(原水爆禁止世界大会起草委員長)より「コロナ禍による世界の変化と核兵器廃絶」をテーマに講演のあと、意見交換をおこないました。

参加者からは「コロナ禍により人間の尊厳の大切さを世界中で気づき、核廃絶への流れが進みつつあると感じました。核の傘の誤解を解くべく今回の様な学習の場の必要性を実感しました」「核兵器禁止から廃絶への歴史的流れを改めてわかりやすく話してもらって大変理解が深まりました」などの感想がありました。

最後に京都府生協連・西島秀向会長理事が閉会のあいさつをしました。

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UP 2022-02-01
きょうと食の安心・安全フォーラムを開催

きょうと食の安心・安全フォーラムを開催

開催日 2022/02/01
開催地・会場オンライン

2022年2月1日(火)、オンラインで、「京の食 知って広がる 笑顔と安心」をテーマに開催されました。主催は、きょうと食の安心・安全フォーラム実行委員会(京都府、[一社]京都府食品産業協会、コンシューマーズ京都、京都鶏卵・鶏肉安全推進協議会、京都府生協連)。

行政、事業者、消費者が連携して、府民の食の安心・安全の確保に向けて貢献している事を多くの府民の方に知ってもらうことを目的に開催され、今回は15回目の開催となり、府民・関係者等65人が参加しました。NPO法人コンシューマーズ京都・溝内啓介事務局長の司会のもと、(一社)京都府食品産業協会・山本隆英会長が開会あいさつ。京都府農林水産部農政課・前田理絵副主査が「京都府における食の安心・安全の取組み」について報告をしました。つぎに、株式会社もり・森義治代表取締役から「『もり』の食の安心・安全対策」をテーマに報告。つづいて、「修学院離宮の棚田で新規就農しています」をテーマに、修学院扇子・扇子次郎さんが、京都府農林水産部農政課・足利幸主査との対談で、農業現場における食の安心・安全の取組みについて報告され、山元産業株式会社から、安心・安全な卵が食卓に届くまでの動画の視聴をしたあとに、意見交換をしました。

参加者からは「行政・企業・生産者とさまざまな視点や立場の方の意見を聞けたので面白かった」「それぞれ分野は違っても、丁寧な取組みで創意工夫を重ねられて、少しでもよい商品を、安心で安全な商品を消費者に提供しようという姿勢や努力の内容を具体的にお話しいただき、理解することができました。この内容をご近所の主婦友達や同僚などにもお話しして、安全で安心な商品の利用する府民が増えればいいなあ、と思っております」などの感想がありました。

 京都府生協連・川村幸子理事(京都生協・副理事長)が閉会のあいさつをおこないました。

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UP 2022-01-20
第40回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第40回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2022/01/18
開催地・会場コープ御所南ビル会議室・オンライン

2021年度全国生協組合員意識調査

~調査結果から見えるもの~

2022年1月18日(火)、オンラインとコープ御所南ビル会議室で開催し、役職員30人が参加しました。日本生協連では3年ごとに「全国生協組合員意識調査」を実施しており、今回の調査結果には、コロナ禍の影響も反映されており、収入は1/4の世帯で減少、個配の利用は過去最多、利用年齢層の変化等が報告されています。生協の使命である組合員の期待と願いに応える事業の活動を考えるにあたり、最新の組合員の意識の実態を学び、今後にむけて考えあうことを目的に開催しました。

「組合員の今を知り、生協の未来を考える」をテーマに、日本生協連政策企画室・和氣未奈氏が報告。今の組合員の平均年齢が過去最高になり、高齢化がすすんでいるが、就業率は2012年度調査から上昇していること、コロナ禍で個配の利用率が店舗を逆転したことなどが報告されました。生協の未来に向けての課題は、若年層の加入・利用促進が急務であり、組合員のくらしに寄り添う提案のためのデータ基盤構築、多様な組合員が運営に参加しやすくなるような、コミュニケーションの再設計などをあげられました。

参加者からは、「多様なニーズにこたえるために、生協もかわっていかなければならない。同じ商品でも世代や対象によって、見せ方を変える工夫をするだけで、かわってくる。生協の商品は若年層の手軽に利用したいというニーズにも世帯者組合員、高齢者組合員の安全でおいしいものを求めるニーズにも合っている。ネットで注文するときなど、なかなか自分の欲しい商品にたどり着かないなどの組合員からの声をくみあげ工夫して、生協のよさを広報していきたい。また大学生協や医療生協と購買生協の横のつながりも生かして、人々の暮らしに役立つ生協として成長していければいいと思いました」「2018年の調査をもとに中期計画の策定をしましたが、その後の変化について、わかりやすくまとめていただき理解が進み、若年層、有職者、単身世帯、シニア層それぞれのくらしに応じた対応が必要になることを再認識しました。簡単、便利、わかりやすく、デジタルの力を活用、組合員との接点つくり、生涯利用をいかに高めるか等課題と方向性を確認できました。今後の分析や提言にも大いに期待をしています」などの感想がありました。

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UP 2021-11-29
2021年度京都消費者問題セミナーを開催

2021年度京都消費者問題セミナーを開催

開催日 2021/11/27
開催地・会場オンライン

テーマは「成年年齢引き下げで18歳から狙われる!どうする見守る大人たち」

2021年11月27日(土)、オンラインで開催、116人が参加しました。

消費者被害の事例と対策について広く啓発し、適格消費者団体の認知をはかることを目的に毎年開催しており、昨年度はコロナ禍により中止となったので、今年は14回目。京都府くらしの安心・安全月間事業として実施しました。主催は、京都府、NPO法人コンシューマーズ京都、適格消費者団体NPO法人京都消費者契約ネットワーク(KCCN)、適格消費者団体 特定適格消費者団体NPO法人消費者支援機構関西(KC’s)、京都生協、京都府生協連で、京都市の後援事業。

 京都産業大学法学部 坂東俊矢教授(弁護士・KC’s常任理事)より「成年年齢が引き下げられると・・・法律の役割と社会の覚悟」と題して講演がありました。 成年年齢引き下げで若年層に増加が予想される消費者被害を防止するために、教育現場での消費者教育はもちろん、社会全体で体制づくりが必要、また日頃の人と人とのつながりが大切であると話されました。

つづいて大学生協事業連合 関西北陸地区 組織運営部・会員支援部 疋田利政氏より、消費者教育タスクチーム(全国大学生協連関西北陸ブロック京滋・奈良エリア)・京都府くらしのヤングリーダーの活動報告。京都府と協力して、大学生協、学生がチームをつくり、消費者教育の出前講座の実施や学習会を開催するなど活発な活動をされているようすについて動画をまじえて報告がありました。

つぎに消費者支援機構関西(KC’s)元山鉄朗事務局長より活動報告があり、京都消費者契約ネットワーク(KCCN)事務局長・増田朋記弁護士から「お試し価格・定期購入商法に対する差止請求」を中心に活動紹介がありました。 KC’sの報告では、集団的消費者被害回復制度を利用して、被害回復を実現したことにより、被害者に実際に返金がおこなわれ経済効果も生まれているということがわかりました。 KCCNの報告では、多くの事業者へ差止請求をおこなっている事例の紹介がありました。名を変え、品を変えて出てくる事業者があとをたたず、だましの手口はますます巧妙化するなか、消費者教育や啓発活動を根気よく続けていくことが大切だということを学びました。 参加者からは「若者だけでなく社会全体で考えていかなければならないことがわかった」「大学生の啓発活動にエールを送りたい。もっと広く知ってほしい」などの感想が寄せられました。初めてのオンライン開催でしたが、全国から多くの参加がありました。 コンシューマーズ京都・溝内啓介事務局長が司会をつとめました。

 

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UP 2021-10-16
令和3年度第3回京都府食の安心・安全意見交換会

令和3年度第3回京都府食の安心・安全意見交換会

開催日 2021/10/14
開催地・会場オンライン

2021年10月14日(木)、オンラインで開催されました。

京都府農林水産部農政課・渡邊昌英参事から開会あいさつがありました。

京都府では、京都府食の安心・安全推進条例の規定により、食の安心・安全の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための行動計画を3年ごとに定めており、次期の行動計画についての意見交換会がありました。京都府農林水産部農政課・前田理絵副主査から「第5次京都府食の安心・安全行動計画」についての確認の後、「第6次京都府食の安心・安全行動計画(骨子案)」について説明があり、意見交換しました。NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連から7人が参加しました。

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第39回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

第39回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)

開催日 2021/10/12
開催地・会場コープ御所南ビル会議室・オンライン

コロナ禍での事業活動や組合員活動

~会員生協からの取組み報告~

 

2021年10月12日(火)、オンラインとコープ御所南ビル会議室で開催し、35人が参加しました。京都府生協連・西島秀向会長理事が開会のあいさつをしました。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「新しい生活様式」や「行動変容」が求められています。その環境の中でも各会員生協では、くらしの変化に対応した事業活動や創意工夫を凝らした組合員活動に取り組まれています。各分野の会員生協から取組み報告をいただき、学びの場にすることを目的に開催しました。

 

「オンラインを活用した組合員参加の広がり」をテーマに、京都生協南ブロック・池本明ブロック長が報告。オンラインでの産直交流や親子料理教室について報告がありました。つぎに「コロナ禍における組合員活動の取組み」をテーマに、生協コープ自然派京都・高尾松子理事が報告。産地やセットセンターの見学など、オンラインならでは企画や、ヨガなど、組合員のニーズを汲み上げた企画には多くの参加があり、質問時間が足りなくなった事例などが報告されました。全京都勤労者共済生協・蛭田美幸専務理事からは「コロナ禍における社会的活動の取組みなど」をテーマに報告。コロナ感染防止の取組みや、全国的な支援の取組みについて報告されました。やましろ健康医療生協・堂本吉次専務理事から「コロナ禍の医療・介護の取組み」について報告があり、コロナ禍までの取組み紹介から、多くの組合員活動ができなくなった現状と、電話による訪問など新しくされた工夫の報告がありました。大学生協関西北陸ブロックからは、同志社生協学生委員会・岩田理紗子学生事務局が「コロナ禍の学生委員会活動」をテーマに、オンラインと対面を併用することにより課題を解決してきたことや、その成果としてセミナーには多くの参加があったことの報告がありました。

意見交換では、単協の括りを超えた連携の可能性について提案がありました。

参加者からは「コロナ禍において各団体が、組合員とのつながりを維持していくために様々な工夫をしていることがよくわかりました」「コロナが終息しても、オンラインの良さもわかった今、もう元には戻らず、実参加とオンライン併用の世界に突入することが予想される中、色々な取り組みや困りごとを聞くことで、これからの参考になりました。1つ1つの報告がもう少し時間があり、深く聞きたいところもありました」などの感想がありました。

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UP 2021-10-12
京都府「エシカルイベント」に参加

京都府「エシカルイベント」に参加

開催日 2021/10/10
開催地・会場イオンモールKYOTO

2021年10月10日(日)、京都府・京都市・京都エシカル消費推進ネットワーク主催で「エシカルイベント」が、イオンモールKYOTOで開催されました。京都府生協連は京都エシカル消費推進ネットワークの会員として参加しました。「マイエシカルをみつけよう!」をテーマに、エシカル消費の考え方を、府民の方に広く紹介・普及することが目的。参加団体の活動展示やクイズ企画、ゲームなどで子どもたちも楽しくエシカル消費を学びました。京都府生協連では、日本生協連などの多様なエシカルの取り組みについて展示、活動紹介しました。

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UP 2021-10-08
京都府の災害用備蓄食品の有効活用の取組み

京都府の災害用備蓄食品の有効活用の取組み

開催日 2021/10/06
開催地・会場京都府生協連・大学生協

10月は「食品ロス削減月間」です。京都府の災害用備蓄食品の入れ替えにともない、役割を終えた食品を、困窮する大学生に届ける取り組みがありました。2021年10月6日(水)、アルファ米14,000個を京都府生協連が譲り受け、会員の大学生協に配られました。

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